留之助ブラスター2049 レビューと注意点・操作方法

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下呂温泉に一つの小さなおもちゃ屋さんがある。

 

「留之助商店」

 

芸術作品のようなおもちゃ、通称「モチャ」を取り扱う知る人ぞ知るおもちゃ屋さんである。

 

店主さんは店をはじめるまでは映画記事のライターやSFプロデューサーとして活躍されていた方で、SF映画の幅広い知識をお持ちで著名人とも交流のある方。

 

そんな店主さんとモデルガンのスペシャリストの徳さんという方が心血注いで作り上げたのがブレードランナーに出てくるブラスター銃の精巧なレプリカ、「留之助ブラスター」だ。

 

後に留之助ブラスターはブレードランナーの35年ぶりの続編「ブレードランナー2049」の映画に実際に使用され(作成を依頼された会社が無断で留之助ブラスターをカスタムし、「これは自分が作った」みたいに言ってるみたいだが)、その後見事ライセンスを取得。

 

正真正銘のプロップ・レプリカとして販売される。

 

このあたりの話はまた別の記事で書いていきたいと思います。

 

今日はそんな留之助ブラスター2049のレビューをしていきたいと思います。

 

まずはパッケージ。

 

 

中にはハリソン・フォードのA4ポスター×2と同デザインのポストカード。

 

そして留之助商店さんのチラシ。

 

説明書が付属してます。

 

 

説明書には詳細な組み立て方法が記載されてます。

 

留之助ブラスターは完成品の他に自分で組み立てるスタントモデルがあるのでそれと併用されているものと思われる。

 

 

もう一つの冊子には Tomenosuke Blaster Screen Used Versionの写真。

 

恐らく実際に映画「ブレードランナー2049」で使われていたもの。

 

 

同じ冊子に World Sciece Convertion Blasterの写真も。

 

これは2007年のワールド・コンベンションで初めて世間に公開された初代ブレードランナーで実際に使用されていたブラスター。

 

通称「ワーコン・モデル」

 

留之助ブラスターはこれを元に作られている。

 

 

箱の中身は本体と弾丸が5発。

 

 

手に持つとズッシリと重く、ごつめのフォルムがめちゃくちゃカッコいい。

 

様々な角度から。

 

 

留之助ブラスターで特にお気に入りの部分がグリップ。半透明の琥珀色のグリップが美しい。

 

 

矢印のレバーがこの銃の撃鉄の役目を果たす。

 

これを上に持ち上げてから後ろに引っ張る事でリロードが完成する。

 

 

シリンダーには実際に弾が込められる。

 

写真の親指にかかっているマガジンキャッチを前方にスライドさせるとシリンダーが出てくる。

 

 

 

付属の弾を込めてみたいが、今は未開封のままにしておきたいのでここまででご勘弁を。

 

トリガーは実際に引く事ができ、ガチガチという重い金属音と共にハンマーが動きます。

 

ランプの点灯にしようする電池は銃口の下部分に取り付ける。

 

 

爪で噛んでいるだけなので特別な工具は不要。下にひっぱるだけで外れる。

 

 

しようする電池はCR2032のボタン電池。

 

 

スイッチをオンにするとボヤっとランプが点灯します。

 

 

緑のランプは基本点灯はしないが点灯させる為のパーツが別売されてる。

 

記事の執筆時には完売済みでした。

 

留之助ブラスター注意点 非常にデリケートなアイテムなので丁寧に扱おう

 

その道のプロ達が情熱と年月をかけて作った、非常に完成度の高い留之助ブラスターだが難点もいくつかある。

 

非常にデリケートだという事。

 

実際、ほとんど使用せずに保管していたのだが1mm程度の傷とシミができていた。

 

 

右レバーもリロードすると部品同士が擦れ、一回リロードしただけで傷がついてしまった。

 

 

また、錆びやすいという話も聞くので取り扱いには十分注意してほしい。

 

ともあれ、素晴らしいモデルガンなことは間違いない。

 

この記事を書いている2019.8.15時点では再販が決まっている。

 

ぜひ手に取ってみてその素晴らしさを存分に味わって欲しい。

 

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