結構よく聞かれる質問「PCってどうやって処分したら良いの?」にお答えしたいと思います。
目次
PCは粗大ごみでは出せない
PCはリサイクル法の関係上、粗大ごみに出せません。
PCを処分する方法は3点。
① メーカーに引き取ってもらう。
2003年以降販売されたPCには全てリサイクルマークがついてます。
購入した際にリサイクル代金も一緒に支払っているのでメーカーは無料で引き取る義務があります。
メーカーのサポートに電話して引き取ってもらいましょう。
② 業者に引き取ってもらう
PCのリサイクル業者に引き取ってもらう方法もあります。
程度が良い商品ならいくらかお金になる可能性も。
リサイクルショップでも良いのですが、あまり古いと逆に処理代金を取られたりします。
この【ジャンク品パソコン買取ドットコム】 は壊れている商品も最低無料で引き取ってくれます。
お金かからないので安心ですね。
③ オークションで販売する
メルカリやヤフオクで出品するという方法もあります。
安全なデータの消去方法
PCを処分するにあたってまず気がかりなのが「データは普通に消去するだけで良いのか?」っていう事だと思います。
こういう方は誰かに「普通にデータを消去しただけだと復元される恐れがある」と聞かされてますよね。
ぶっちゃけ、僕はあんまり気にしません。
確かに普通に消去しただけだと特殊な復元ソフトを使えばデータを復活させて個人情報を盗む事も可能です。
でも、個人のPCがこういった被害に合う可能性は極めて低いと考えます。
どうしても気になる方の為にいくつか安全なデータ消去方法をご紹介したいと思います。
データ削除ソフトを使う
強力なデータ消去でほぼ復元が不可能になります。
ただ、お値段は約3000円くらい。
データの消去だけでこんなお金は使いたくない、、というのが本音ではないでしょうか?
そこでもう一つ、セキュリティソフトの削除機能を使うという方法をご紹介。
ウイルスバスターの体験版でデータを消去する
ウイルスバスターというセキュリティソフトには強力なデータ削除の機能があります。
1年で5000円ほどかかるこのソフトですが、1か月の体験版は無料で使えます。
データの消去だけしてしまって課金しなければお金はかかりません。
まずウイルスバスター公式サイト から無料体験版をダウンロードします。

他のセキュリティソフトが入っている場合は削除しないとインストールできません。
セキュリティソフトは競合し合って不具合が起こる可能性が高いので原則1つのPCには1つしかインストールできないからです。
アンインストールを許可するとインストールが始まります。
最後にメールアドレスを登録して再起動をかければ終了です。
ウイルスバスターのアイコンをクリックするとメニュー画面が出てきます。
データを守るをクリックしましょう。

データ消去ツールの設定をクリック。

赤矢印の部分をクリックして機能をオンにします。
セキュリティレベルは中・高と選べます。
レベル中でも一般レベルでは十分なのですが、心配な人はレベル高にしましょう。中より時間が掛かります。

ファイル上で右クリックすると「データ消去ツールで削除」の項目が増えてこの機能が使える様になります。
フォルダ毎削除も可能です。
ただ、この方法は削除したいファイルの場所をちゃんと把握している必要があります。
上級編1 HDDを抜き取ってしまう
HDDを抜き取る技術があるなら、取り出したHDDをHDDケースに入れて外付けのHDDとして再利用が可能です。
データを盗まれる心配も無く、データの移動の手間も省けてバックアップ用のHDDとしても使えるので一石三鳥ですが、HDDを取り出せるだけの知識が必要になってきます。
上級編2 コマンドプロンプトから空き領域のデータを上書きする
Windows7以降で有効な手段です。
コマンドプロンプトはあまり聞いた事が無い方もおられるかもしれません。
通常PCの操作はマウスのクリックが主ですが、この「コマンドプロンプト」は「コマンド」と呼ばれる文字を打ち込む事でPCを操作します。
左下の検索ウィンドウにcdmと打ち込むとメニューにコマンドプロンプトが現れるのでクリックします。
コマンドプロンプトが立ち上がります。
ここに特定のコマンドを打ち込みます。

ここに「Cipher/w」と打ち込むと空き容量のデータを復元できない様に3回データを上書きします。
PCを初期化した後にこれを行うと安全に個人情報を削除できます。
MACはもともとある機能で安全に削除可能
MACはデータを削除する際にセキュリティレベルを選べます。
2回上書きくらいを選べばほぼ復元不可能ですね。
以上です!