トップ販売員があなたにぴったりのオススメプリンターと正しい選び方を伝授するよ!

どうもこんにちは。さんだーおじさんです。

 

この記事を書いている現在、僕はプリンターの販売員をしており、売り上げアップに貢献して高い評価を頂いております(自慢!!)。

 

僕が日頃お客様から聞かれる事やプリンター選びの注意点などなど、販売員目線から生きた情報をお届けしていきたいと思います。

 

プリンターの基礎知識

 

この仕事に就いてます最初に先輩から教わった事は、「メリットだらけのプリンターは無い」という事。必ずメリット、デメリットが存在します。

 

一概に「このプリンターが最高!!」とは言えないのです。ベストなプリンターは人によって異なります。僕はプリンター探しのお手伝いをする事しかできません。

 

自分の理想のプリンターを探す前に、まずはプリンターの基礎知識をつけてもらえる必要があります。めっちゃ簡単。

 

インクの種類と数

 

インクには2種類、顔料インクと染料インクが存在します。

 

顔料インク 水に強い油性ペンの様なインク。書類や居酒屋のメニューなんかに向いてる。デメリットは写真が苦手(発色が悪い)染料より固まりやすい(詰まりやすい)

 

染料インク 水に溶けやすい水性ペンの様なインク。写真等の光沢紙を使う場合、発色が良く綺麗な色合いになる。デメリットは水に滲みやすい。

 

居酒屋のメニューでたまに文字がぐちゃぐちゃになっている物を見かけるが、恐らく染料インクで印刷している筈。

 

インクの数

 

インクの数が多ければ多いほど写真が綺麗に写ります。家庭機用であれば6色インクが一番綺麗で続いて5色→4色となります。6色インクのデメリットはインク代が高い事。

 

プリンターは使わない時でもクリーニング等で全てのインクが減ります。またブラザー以外のプリンターはモノクロ印刷も黒以外の色を混ぜて黒を作るので全色減ります。

 

写真のクオリティにこだわる人は6色インクを、写真をあまり刷らない人は4色インクを選ぶ事をオススメします。

 

背面給紙と前面給紙

 

プリンターには前面に紙を補充する前面給紙と後ろから補充する背面給紙があります。前面給紙はカセットに紙をしまっておけるのでスッキリできるメリットがあります。

 

反面、厚紙等には弱く背面給紙よりも詰まりやすいというデメリットがあります。

 

背面給紙は紙が仕舞えないデメリットはありますが、厚紙等に強く詰まりにくいというメリットがあります。また用紙を交換する際は前面給紙よりも楽チンなのも良いところですね。

 

その他の機能 自動両面とレーベル印刷とWifi

 

紙の表裏を同時に印刷できる自動両面は年賀状を刷る時に重宝します。モデルにより有無があるので注意しましょう。またCD、DVDの盤面をプリントできるレーベル印刷も上位モデルしか搭載していない場合が多いので、必要であればチェックしましょう。

 

Wifiは今のモデルであれば99%対応しますが、稀に例外があるので一応確認しておきましょう。

 

サイズはとても重要

 

今のプリンターは昔と比べて非常に小さくなっていますが、置く場所の都合もあるのでサイズはチェックしておこう。棚にしまう時など高さに制限がある場合、背面給紙では天井が邪魔になるかもしれないので注意しましょう。

 

PCのOSをチェックしておこう

 

サポートが終わってしまったような古いPC(xpやVISTA)を使う場合、使えないプリンターがあるので注意しよう。エプソンが一番OSのサポート範囲は広い。

 

レーザープリンターとインクジェットの違い

 

買い替え候補にレーザープリンターを視野に入れている方もおられるかと思いますが、ぶっちゃけ家庭で使うメリットはあまりありません。

 

インクジェットよりもレーザーの方がランニングコストが安いというネットの間違った情報を鵜呑みにしている人が多いんですよね。

 

一番ランニングコストが安いブラザーのモノクロレーザーで1枚辺り約3円。インクジェットで3円前後から安い物で0.5円。カラーだと倍以上高い。ランニングコストは断然インクジェットです。

 

ではレーザープリンターのメリットは?それは印刷スピードの速さと耐久性。そして顔料インクよりも水に強いという事です。

 

せどりや転売をしていて大量にラベルプリントをする場合など特殊な用途がある場合を除いて、大きくてコストのかかるレーザープリンターを家庭で使うのメリットは少ないです。

 

買い替えの時期

 

一番安い時期は9月~10月。各メーカーこの時期に新モデルを出してくるので旧モデルが底値になる。PC同様、新機種を買うメリットは少ない場合が多いので型落ちお狙うのが正解。

 

ほとんど性能が変わらないのに旧機種というだけで倍ほど値段が違う。

 

あまり底値を意識し過ぎて粘っても在庫が無くなったら元も子もないので、そこそこの値段で妥協した方が良いと思う。そういう人いっぱい見てきたので。

 

買い替えの前にちょっと待って

 

基礎知識がついたのでプリンター選びに移りたいと思うのですが、その前に一つ。これは買い替え前に必ず聞いているのですが、「何故買い替えるのか?」(新しく買い替える人は飛ばしてね!)

 

というのも、大方の人が買い替え=お持ちのプリンターが壊れてしまったのだと思うのですが、意外と簡単に治る場合もあるんですよね。プリンターの故障の原因に多いのは2つ。インクが出ない、紙が詰まるの2パターン。

 

インクが詰まった時の対処法

 

まずは自分が純正のインクを使っているかどうかを確認しましょう。汎用インクはとても安いのですし、問題無く使えている人もいますが、一発で詰まってプリンターを買い替えに来る人も後を断ちません。

 

まずは純正インクに交換して下記のヘッドクリーニングを行いましょう。

 

純正インクの場合でもしばらく使ってなかったり、なんらかの原因でインクが固まってしまっている場合があります。その場合ヘッドクリーニングを行う必要があります。

 

ヘッドクリーニングとは

 

プリンターのインクは3週間~1か月ほど何も刷らない状態が続くと固まると言われています。

 

インク詰まりはインクカートリッジからインクを送るチューブ、もしくは紙にインクを吹き付けるヘッドの間でインクが固まってしまう事が主な原因です。

 

ヘッドクリーニングは思いっきりインクを押し出して固まっている部分を吐き出す作業です。インクを大量に使いプリンターの寿命も縮めてしまうので、インクが固まった時以外はやらないようにしましょう。

 

ヘッドクリーニングでインク詰まりが解消できる目安は、今までの経験から半年までです。それ以上放置していたプリンターならあきらめて買い替える事をオススメします。

 

ヘッドクリーニングの方法

 

機種によって操作ほうほうはまちまちですが、今回は僕のブラザー DCP-J978で説明していきたいと思います。

 

1 まずはとのインクが詰まっているのか確認します ホーム画面のメニューを選択

 

 

2 メンテナンスを選択

 

 

3 印刷品質のチェックと改善ーかすれ、すじ、ずれの改善を選択

 

 

3 印刷品質のチェックと改善ーかすれ、白スジの改善を選択

 

 

暫くするとチェックの結果がプリントアウトされます。見事に黒インクが詰まってますね。

 

 

正常ならこうなります。

 

 

印刷結果にかすれ、抜けはありますか?と聞かれるので「はい」を選択。

 

 

診断結果を報告する画面に映るので、一番近い物を選択します。

 

 

クリーニングが始まるので暫く待ちます。

 

 

5分ほど放置しておくとクリーニングが終わるので、もう一度詰まっていないかチェックします。下の写真の様になっていればOK。改善しないようならさらにクリーニングを繰り返します。

 

 

ガチガチに固まっている時は10回くらいクリーニングが必要な場合も。また100%改善される訳では無いので、ある程度やって改善されなければ買い替えをオススメします。

 

紙詰まり、2枚送りが多発する場合の対処法

 

紙詰まりや2枚送りが多発する場合、紙送りのローラーに原因があると考えられます。汚れが原因になっている場合があるので、この部分のクリーニングを試してみます。

 

方法は簡単。クリーニング紙をプリンターにセットしてコピー面には何も置かず、コピーを行うだけ。汚れがしつこい場合は2~3回繰り返します。

 

 

もしこれらの方法で治らない場合は買い替えをオススメします。修理するという手もありますが、プリンターの修理代は5000円~1万円かかりますし、一度故障したプリンターは直した部分が再び故障したり、他の部分も故障したりなりがちです。

 

Canon・Epson・Brotherメーカーの特色

 

Canaon 

 

日本最大シェアを誇るメーカー。小さくておしゃれなデザインが人気。黒顔料インク+染料インクのハイブリットインクで書類(モノクロ)も水に強く写真も綺麗。

 

写真の綺麗さをよくエプソンと比べられるが、エプソンよりも自然な色合いが特徴。またインク代はエプソンよりも若干安い。書類も写真も綺麗にしたい人にオススメ。

 

Canon買っていく人はインテリアとしてのデザイン性で買っていくのが多い気がする。

 

Epson 

 

キャノンに次ぐシェア第二位のメーカー。6色染料インクのプリンターが特徴。キャノンよりも写真に使われる染料インクが1色多く、非常に色鮮やかな色彩が特徴。

 

知り合いのプロの写真家が言うには、プロの写真家の使用率は圧倒的にエプソンの方が多いらしい。写真のクオリティを重視する人はオススメ。

 

Brother 

 

日本シェア第3位メーカー。知名度、シェア共に上記2社には遠く及ばないが、実はA3ビジネスインクジェットでは50%以上のシェアを誇り日本No1。

 

最大の武器はランニングコストの安さ。また低単価プリンターでも液晶モニターや同時両面印刷にも対応していたりと多機能さも魅力。インク交換が楽チンなのも割とポイント高い。

 

ただし色が薄かったり、写真の発色はイマイチだったりする。あと給紙カセットの作りが悪い。僕みたいに写真なんか刷らない、多少クオリティが低くても良い、とにかくインク代を安くしたいという人にオススメ。

 

オススメのプリンター

 

それでは自分の理想のプリンターを探していきましょう。下記の商品は2016年の旧モデルです。性能は新機種とほぼ変わらずそれでいて安いのでオススメ。

 

小さくておしゃれなプリンターが欲しい Canon TS8030

 

 

 

インク 6色ハイブリットインク(黒顔料+5色染料)

サイズ

前面給紙100枚 背面給紙100枚

自動両面印刷〇 レーベル印刷〇 Wifi〇

 

この仕事をしていて、みんな小さくておしゃれなプリンターを欲しがる人がとても多いという事に気が付いた。そんな方にオススメの一品。

 

 

Canonの一般家庭用では最上位モデルで、6色インクで写真も綺麗、モノクロの書類も〇。背面給紙が100枚まで可能なので、厚紙や年賀状などを大量に刷るのにも向いている。

 

デメリットは6色インクなのでインク代が高いこと。

 

インク代を安く済ませたい Brotehr DCP-J567

 

 

 

インク 4色ハイブリットインク(黒顔料+3色染料)

サイズ

前面給紙100枚 背面給紙1枚

自動両面印刷〇 レーベル印刷× Wifi〇

 

サンダーおじさんの愛機。正確にはこれの上位モデルを使用。とにかくインク代を安くしたい人向け。低価格モデルでありながら、液晶パネルや自動両面印刷に対応している。

 

デメリットは他メーカーと比べて一回りでかい。写真の発色はイマイチ。

 

写真を綺麗にプリントアウトしたい エプソン EP-879

 

 

 

インク 6色インク(全て染料)

サイズ

前面給紙100枚 背面給紙1枚

自動両面印刷〇 レーベル印刷〇 Wifi〇

 

6色全て染料インクなので、非常に色鮮やかな写真をプリントアウトできる。落ち着いたデザインも個人的には好き。地味に給紙カセットの出来が良い。

 

写真のクオリティを重視する方にオススメ。

 

デメリットはインク代が高くつく事。顔料インクが無いので書類などの印刷物は水に弱い。

 

安くて小さくて軽いプリンターが良い Epson PX-049

 

 

 

インク 4色インク(全て顔料)

サイズ

背面給紙100枚

自動両面印刷× レーベル印刷× Wifi〇

 

とにかく安くて軽くて小さい。家庭機用には珍しく全色顔料インクなので、お店のメニューや布地などをプリントする人に人気。

 

デメリットは写真が苦手。給紙が背面給紙のみ。自動両面印刷やレーベル印刷には非対応。

 

年賀状以外は刷らない ほとんど印刷しない Canon MG3630

 

 

 

 

インク 4色ハイブリットインク(黒顔料+3色染料 一体型)

サイズ

前面給紙100枚

自動両面印刷× レーベル印刷× Wifi〇

 

こいつの最大のメリットでありデメリットなのが、インクがヘッド一体型な事。まずカラーは赤青黄色が合体しているので1色ずつ変える事ができない。またヘッドという機械がインクと一体になっている。

 

この為4色インクにも関わらず、インク代が高くつく。

 

最大のメリットはメンテナンスの楽さ。先ほど紹介した通り、インクジェットのインクは暫く放置していると固まってしまい、最悪修理、買い替えとなる。

 

ただこのプリンターはインクとヘッドが一体になっている為、インクさえ交換してしまえばどれだけインクが固まっていようともインク詰まりが解消される。

 

年賀状しか使わないという人で、インクが詰まって毎年新しいプリンターを買いに来るお客さんがいるのだが、そういう方にはこいつをオススメしたい。

 

USBケーブルは同梱されていないので一緒に買おう

 

最近のプリンターはほとんどwifiに対応しており、wifi接続が主流になっている。その為今のプリンターにはUSBケーブルが同梱されていない。

 

必要な場合は一緒に買っておこう。USBはA-Bケーブルというもので全メーカー、レーザーもインクジェットも古くても新しくてもほぼ共通で使える。

 

好きな長さを選べばOK。

 

 

 

もう一つは予備のインク。プリンターには最初スターターインクが一式付属されていますが、ヘッドクリーニングとチューブに通すインクで4分の一程までインクが減ります。

 

また互換インクを使用する人もいますが、全く問題無く使用できている人もいれば、一発で故障して買い替えに来られる方もいます。

 

保証も効かなくなるので、最低でも保証期間内の最初の1年くらいは純正インクを使う事をオススメします。

 

最後に プリンターを長く使うには

 

現在のプリンターは価格競争が進み、昔よりもずっと安い価格で購入できるようになってきた。その反面、本体の耐久性というのは年々下がってきている。

 

頑丈さという部分だけでいうと、プリンター本体の質というのは昔の方が良かったりするのだ。現在のプリンターはある程度使い捨ての物と思って購入した方が良いだろう。

 

しかし、せっかく購入した物ならなるべく長く使いたいというのが本音だろう。そこでプリンターをなるべく長く使うコツをお教えしたい。

 

プリンターは使い過ぎても使わな過ぎてもダメ

 

プリンターは使い過ぎもダメだが、使わなさ過ぎてもダメになる。インクが詰まるからだ。

 

使い過ぎに関してはどうしようもないのだが、使わなさ過ぎはある程度対応方法がある。そしてほとんどの人は使わな過ぎでプリンターをダメにしてしまう。

 

もし使用していない期間が3週間空くなら、上記の「ヘッドクリーニングの方法」でご紹介した「品質チェック」を行って欲しいのです。

 

「品質チェック」を行えば、自動でインク全色を使用するのでインク詰まりのリスクが軽減されますし、詰まった場合も早期に発見できてヘッドクリーニングで解消される可能性が高くなります。

 

ここで注意して欲しいのは、インク詰まりが確認されない場合は絶対にヘッドクリーニングは行わない事。

 

ヘッドクリーニングは大量のインクを消費してしまいますし、プリンターの寿命を縮める行為なので、インク詰まりが確認できた時のみ行うようにして下さい。

 

最後に

 

この記事がみなさんの素敵なプリンターライフを送れる手助けになれば幸いです。それではまたどこかで。