新型のPS3 CECH-2000A の分解 及びYLOD(赤ランプ点滅)の修理

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※ 自分での修理分解はメーカーサポートが受けられなくなります。また、別の部位の故障や思わぬトラブルを引き起こす可能性もあります。全て自己責任で行ってください

 

自宅のSS3が突然電源が落ちる様になった   稼働してから5分もたたないうちに、ぴぴぴっという音と共に電源ランプが緑→赤に   そのまま電源が落ちるという症状   ネットで検索すると修理方法が載っており、簡単そうだったので自分でやってみる事にした

 

  難易度 ★★  簡単

 

分解に使うもの

 

+ドライバー

 

 

パーツクリーナー

 

 

CPUグリス

 

 

ヒートガン  ヒートガンは中国製の極端に安いものはすぐに壊れてしまうのでオススメしない ↓くらいがお値段もお手頃で良い

 

 

 HDDの取り外し

 

  裏面を向けます

    DSC_0380

 

黄色のHDDを止めている部分のカバーを外し、出て来たねじを+ドライバーで外します

 

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  前面右下のカバーをスライドさせ、HDDを取り外します

 

      DSC_0371DSC_0370

 

トップカバーの取り外し

 

  の『VOIDシール』を剥がします

 DSC_0380

 

注意!! これを剥がすと保証が受けられなくなります!! 後戻りはできません!!

 DSC_0377

 

のプラスチックカバーとのゴム脚を剥がします   下からねじが出てきます

 

DSC_0373

 

  を+ドライバでをトルクスドライバ(T8)で外します

 

DSC_0369

 

背面からトップカバーを外します

  DSC_0366

 

力は全くいりません スッと開きます もし引っかかる様ならねじをはずし忘れていると思われます(経験談)

 

 電源ユニットの取り外し

 

カバーを外すとブルーレイドライブ、ファン、電源ユニットが見えます

 

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  緑のケーブルのソケットを抜き取り、赤のねじを外すと電源ユニットが外れます

 

  DSC_0363 DSC_0362

 

ブルーレイドライブの取り外し

 

DSC_0350

 

のソケットを外し、のねじを外し、ドライブを取り外します

 DSC_0345

 

 コントロールボードの取り外し

 

のソケットを外し、コントロールボードを取り外します

 

    DSC_0357DSC_0335

 

 ボトムカバーの取り外し

 

のソケット のねじをはずし、底のボトムカバーを外します

 

   DSC_0343          DSC_0334

 

 マザーボードの取り外し

 

    のねじを外します

 

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銀盤からマザーボドを外します   この際、グリスが固まってひっついているので、マザーボードが壊れない様に、ゆっくり剥がしていきます

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 マザーボードのハンダクラックをヒートガンで溶接し直す

 

  YLODの原因のほとんどが、ハンダクラック(CPUのハンダが弱まっている)事が原因の様です   ヒートガンでもう一度ハンダを溶かし、溶接し直します

 

まずCPUのグリスをパーツクリーナーとティッシュで綺麗にしてやります

 

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の部分を500wのヒートガンを強風で1分ほど熱します。 裏面の同じ場所も同様に行います

 

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  終わったら十分に冷えるまで1時間程待ちます   注意!! 大変熱くなっているので触らない様に!!   冷えたら割り箸などでもう一度グリスを塗り直します   なるべくムラが無い様に薄く延ばします

 

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ばらした逆の順序で元通りに戻します

 

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  無事修理する事ができました!!     修理したから10時間程プレイしてますが、今のところ問題無しです ただし、この方法は応急処置的なものであり、高い確率でYLODが再発する様なので、その心づもりでいて下さい

以上です。お疲れ様でした!